苦労を知るという行為 

読んでみました、比較的軽い書き方で、
ビジネス書というより、体験談、エッセイ?
そんな印象を受けるものです。
帯を見ると、ついつい保険を売るためのノウハウ、
なんて思ってしまいますが、
そうではなく、仕事をする人が普通に思うこと、
それを普通に書いています。
個人的には、苦労話がもっとリアリティあれば、
引き込まれたのかな、と思います。
中途半端にビジネス向きの構成なので、
肝心なところが薄くなってしまったのでしょうね。
僕は、苦労話が知りたかったから。
中国人であるということ、
日本語がわからなかったということ。
その背景、などなど。
今の人は苦労をしに行かない、と思うから。
自分を含めて、何か得たかったんだけどな。