ワイルド・スミス 

昨日から引きずってる体調は思わしくない。
しかし、今月子供と一緒にいられる休みは限られているから、
ちょっと無理してお出かけ。
奥さんの意向で「ワイルド・スミス」の原画を見に行った。


これが、僕を随分奮起させる事になった。
彼はイギリスの作家で、絵本を出している。
家にも『うさぎとかめ』はあるのだけれど、
それ故に感動したと言うのだろうか。
あの美術館で初めて、これだけのショックを受けた。
と言うか、良かった。


子供は中央で体験の出来るスペースがあったから、
ゆっくり今回は見られた点も大きい。
いつもじっくり見てると姫はぐずり出すから、
ほっておいて大丈夫状態は、僕ら夫婦にとって最高。
で、1枚1枚をじっくり見るのだ。
原画って「こんなにパワーがある」と初めて知る。
絵本の絵と比べたりする。
そしていろんな事に気付く。
ここはこうなっていた、とか
こんな風にしてこの絵は成り立っていたのか?とか。


出来上がりの状態ではわからない、それまでの試行錯誤。
僕らの仕事って、どうなんだろう?と置き換える。
同じ事が言えるのかも...
であるのなら、どうしたら伝えられるのだろう?
そう考えさせてもくれるようだった。
今回の原画展を見て、かなり興味をもった。
少し、気になる本を集めてみようかな。
4歳の姫には、おそらく調度良い頃だ。
このタッチの絵本は絶対に今大切な時期だと思うから。
で、副産物。
仕事で使える本も見つけちゃった。
これは注文しておこうと思ってる。