多読術を身につけろ!

本当に考える力がつく多読術

本当に考える力がつく多読術


買ってあった本、読み切った。
随分時間をかけてしまったと反省。


園善博さんの本は、もう何冊目だろうか?
ついつい購入してしまう。
なんとなく、同じ事を言っているとは思うのだが、
今回の本は、本当に読書初心者へ、
読書の楽しさを伝えている本のような気がした。


それは、普段本を読んでる人には物足りない、
と言っているわけではなく、
本の読み方を確認するような感じで、
読み取る事が出来る。


園さんは、本に対して恩返しをしてるようにも...


この本は、速読の本ではない。
多読の本だ!


多読とは、文字通り多く読む事。
1冊丸まる読む事を勧めているのではない。
必要なところを読んで、
自分の身につけろ!と言っている。


資格を取って仕事をしようとしてる人が、
資格を取る事が目的に変わってしまって、
合格後営業も出来ずに、資格を生かせない事と似ている。


読書そのものが目的になって、
本から何を得たのか?を受け取れなくなってる人がいる。
その人たちに、もっと生かす事をアドバイスしている。
僕には、そんなふうに思えてならない。


僕が一番気になった箇所。


P.222 パターン別あなたの読書の問題点


線を引きたがる書き込み型、だった。
これは「参考書の読み方がクセになっている」と。
ドキッ!とした。


最初から読まない、抽出して読む。
その時々で自分の中のテーマは変わるから、
線を引かない方がよい、とのこと。
確かに...。