乙女心  


懺悔、彼女のココロを踏みにじってしまいました。
反省します。


昨日から38度をこす熱で保育園を休んでいる姫。
今日は彼女の就寝前に帰る事が出来たので、喜んでくれ、
熱がある事をわかっているのか、いないのか、
ずっと話しかけてくれて、絵を描いてくれると言うんです。
「貝書くけど、何色がいい?」から始まって、2枚書き上げます。
彼女らしい、自由な絵です。
「素敵な絵だね」と褒めてあげて、食事を始めます。
で食事中ずっと、その絵の話。食べ終わります。
食器を片付けに、洗い場へ。
「戻ってくる時に、足下見てね」と彼女。
そして、事件は起こりました。


床のスリッパの上に先ほどの絵が置いてあります。
「えっ、なんでこんな所に置いてあるの?』と僕。
程なく相方がお風呂を上がり、彼女の薬の話になります。
そしたら、姫が僕を口撃し始めました。
「パパは、ずるい。私はわかってるけど、でもずるい」
会話になっていません。
姫と会話にならないのは、余程の事、つじつまが合わない話です。
次第に涙ながらに、相方に訴えています。
僕は相方に施され、彼女の涙の意味を知らないまま、お風呂へ。


お風呂場で聞き耳をたてていると、どうも『貝の絵』を
僕がスリッパの上においてある事に気付いた時、
手に取ってテーブルに持って来てなくてはいけなかった様です。
彼女の中では、その先のストーリーが出来上がっていたのでしょう。
それを僕が相方との会話に集中したのが、どうも許せなくなったらしく、
自分がいけない事をわかっていながらも
非難しないとおさまりがつかなかった様です。
ずっと話詰めで描いてくれていた絵、
彼女頭痛くなかったのかな?久しぶりに帰って来たから、
はりきっちゃったのかな?
感じとれなかった僕は、まだまだパパとしては「満点」ではなさそうです。