リーマンショックから1年

さすがにニュースでも取り上げてますね。
あれから1年ですか、早いものです。
と言うか「もう1年?」って、言う感じです。
時間って、早いなぁ、と最近つくづく思います。
もちろん時間は平等に等しく動いているから、
そう感じるのは自分の心の持ちよう、なんだろうけど。


情報がとにかく多い時代になったから、
記憶に残らないものが多くなった、って。
当事者にならないと、記憶に強く響かない、のだと言う。
そしてこの1年で、経済は回復の兆し。
NHKの先日の番組じゃないけど、
数字の上では、明らかに回復を示してる。
ラジオで言ってた、役員の高額報酬も復活、だって。
10億円受取る人もいると言うから、驚きだ。
元々借金で作った現在の数字だから、
先にそちらの返済だろう、とボクなどは思ってしまうが、
増えた分は次の投資に回す、というのは、
何とも懲りない、というか、気質の問題かな?


ただ、その方法がまたお金を生むのは事実だし、
当然投資をしてる人であれば、
今の状況だからこそ、リターンを期待出来る* こともあるから、
今手元資金をなくしてしまうのは、
立て直しのためにならないのも、理解出来る。
その部分のルールって、具体的にはどうなってるんだろう?


先に書いたNHKスペシャル「金融危機1年世界はどう変わったか」でも
見えない部分があると言うか、
どこか制作者サイドの意図みたいなものが見えて、
誘導されてるように感じる違和感があったし、
メディアは意外と知りたい情報は流してくれないのかな?
と、思わざるを得なかった。


借金してモノを買うアメリカの消費のモデルだ。
その部分は何も変わらっていないと思う。
でも政府援助に関して知らないだけで、しっかりルールあるんだろうし、
それを長期で見据えたプランであるなら、
ここまで数字的に回復しただけでも、
その部分は認めないといけないんではないんだろうか?
もちろん失業率の相変わらずの高さはある。
仕事の仕方が変わりつつある、この時代の雇用方法を
改めて考え直す時でもあると思うのだ。
おそらく、働き方に関してはグローバルな時代になった以上、
一国のことではなく世界的、あるいは世界規模、での
問題なんだろうとも、感じている。


明日は鳩山内閣発足ですね。
日本はどんな舵取りをするんだろうか?
* この時期の投資が必ずリターンを得ることを約束した文章ではありません。