コーチと名乗ろう!

コーチングに興味があるのです。
ずっと前から、それは揺るぎないのです。
今日は、コーチング研修に出てきました。
ワンデイ研修ではありますが、
それなりに楽しんできました。


コーチングの研修に出るのは、何度目でしょうか?
時間にして20時間ぐらいなので、
決して多い方ではないのですが、
コーチの人が何を話、どんな段取りで進めていくのか?
興味があって、ついつい出かけてしまいます。


そして思うのです。
「ボクもやろうかなぁ」って。


それで今日出かけてみて、やっぱり思いました。
やっぱり「コーチング、やろう!」と。


民間で色々なスクールや団体があるようです。
「コーチ」と名乗るのは、別段制約がないような事も、
チラッと聞いたりしましたし、そんな本もあるようです。


体系化された知識をしっかり学ぶのは大切な事なんだろうなぁ、って
この仕事をしていると思うのですが、
同時に資格商売花盛りの時代なので「資格」というものに、
反発心が最近は目覚めてしまったこともあったりして、
名乗るためにお金をかけるのは、何か違うのかなぁ、とか、
会費を納めないといけない、というのに、
抵抗が出て来てしまったりしているのです。


ファイナンシャル・プランナーは意外と何もできない仕事です。
してはいけない仕事、なのかもしれません。
知識を持っていても、各業法に絡まないように、
細心の注意を払うと、何も発言出来なくなってしまう。


要は道案内は出来ても、そこからは自分で進んでね、
なんて何とも心安らかならざる資格の性質を持ってます。
だから資格武装するファイナンシャル・プランナーが多い。


でも、残念な事に資格を取るために試験勉強して、
実務が出来ない人は多い。
実務の勉強はしないから、当然の事だけど、
そんな人が「私は名乗れます!」とばかりに、
メインストリートを歩くのも、なんかなぁ、って思ってしまうし。


考え始めると、今のボクは泥沼です。
延々と考えを巡らし始める、深く深く。
でもね、これって大切な事なんだろうなぁ、って思っていて、
だからボクはとことんする。


このブログは、そんな思いの整理の場であるし、記録の場所だから、
だらだら誰の役にもならない事を書いたりもするんだけど、
思ったんだなぁ、ボクには実務経験と言う武器がある。


名乗ってしまえ!


今、前向きなボクはそう語りかけて来ている。
実際に仕事していて、また余裕ができたら、勉強しても
いいんじゃない、って。


確かに、なまじ実務経験があるからこそ、感じられる事も
確かにあるだろうから、どちらが先、なんて、
クライアントにとっては、関係ないのかもしれない。


今日の研修を受けていて、そう感じた。
ボクはボクであって、ボクはボクでいいんだと。