顧問医という考え方

相方が持っていた本、読んでみました。
保険を扱ってる以上、医療は気にかかります。
いや、生きている以上、気にかかるのです。


医療崩壊 回避できず

医療崩壊 回避できず

医療の世界も変わって来ているんだなぁ、と痛感です。
医師不足も分かります、また人気もわかります。


テレビでドラマ化されるのは外科医が多いのは、
知らず知らずに誘導されているのかもしれません。
実際には多くの課があって、その中でも細分化される、
「専門医」がいる世界です。


でも有名な先生に見てもらえる事は、少ないのでしょう。
医療費の問題もあります。
そこにたどり着く事さえ出来ないで、地方の近所の医院で、
治療を余儀なくされる患者さんも多いのでしょう。


昔、主治医、なんて言葉がありました。
今でも、あるのでしょう。
この本では「顧問医」と言い方をして、
顧問税理士、顧問弁護士のような医者がいる、
ということを綴っています。


また、ITを駆使したシステムの構築も。


お医者さんの業界も、世間の業種と何ら変わらない、
そんなことを感じましたし、
病気を防ぐための 画像診断学 なるものも、
興味を持ちました。
そして、それを実践するお医者さんがいる事も。


この本は、半分宣伝、あるいは広告のような気持ちで
受け取る側が読んでいると、冷静に読めるのではないかなぁ。
TVコマーシャルでも「未病」の話があったりするので、
この機会に自分の健康をチェックしてみたくなりました。


そして、ここでは「顧問医」として話していますが、
『顧問FP』を考えるにはいいヒントがあるのではないかと、
アンテナを建てて読んでいると、結構な気づきがあります。


生命保険、医療保険に加入するだけではダメです。
普段から健康管理に気をつけて生きていなけりゃいけない、
そんなことを仰々しくも考えた。
そんな機会を得た40分でした。