崖崩れにあってしまったら

昨日は、仕事早上がりました。
どちらかと言うと「早退」がイメージかな...


理由は、金曜日に崩れた家の崖の鑑定のため。
そう、損害保険代理店に電話をかけたら、
結果的に鑑定人が確認に来たのです。


僕も、損害保険は扱いが出来ます。
しかし、申し訳ない事に、対応の仕方を知らない。
で、火災保険に加入していて、
その代理店に電話をかけたのですが、
じつは、そこでもわからない、と言う事で...。


ちなみに、我が家が加入してる損保会社は、
前文で察しが出来るように僕の取り扱いでなく、
なおかつ全然他社の保険です。


理由は、いろいろな事を考えて、
自分の取り扱い会社の商品よりもそちらの方が、
良いのではと思えたから。


で、鑑定人の方と、こんな話を出来る機会もないので、
チャンスとばかり、話していたわけです。
で、どうして、対応の仕方が皆わからないかと言うと、
レアケースであるから。


崩れたのは、こんな感じ。


正直、庭ですから、たいした事ありません。
崖も10メートルの高さはないのでは、と思います。
でも、被害と言う事で、電話。


鑑定士の言葉は、
「はっきり言えませんが」と前置きがあったあと、
「出ないかもしれません」と。


崖崩れ、それも明らかに雨の後の崖崩れなので、
原因は「水」です、なので水害とわかるのですが、
自然災害、です。


そう、自然災害だから、損保代理店はわからない。


補償の範囲ではなくなってる、んですね。
約款にも書いてないと....
明らかに、家に被害があっても。


で話していると、思うんです。
もしこれで家が全壊して流されたとしても、
新しき家を建てるだけの金額は出ず、
7掛けになりそうであること。


土砂の撤去に関する金額は自己負担であること。


ひぇ〜〜〜〜。


ニュースで大きな崖崩れであれば、誰もが知る事になります。
しかし、ニュースになるのは、規模が大きい。
それがそもそものニュースソースです。
しかし、今回のような10メートル程度の崩れは、
実はレアケースとはいえ、あるのではないかなぁ、と。


しかし、ネットで探してもその対応の仕方は、
あまり出てきませんでした。
経験して初めて知る、そんなことのなっています。
役場への連絡の件も聞きましたが、
助成金等の仕組みがあれば、的な会話で、
結局連絡してどうなのだ?で終わってしまう事も多いみたいで...


最近は、火災保険も随分変わって来ています。
どうやら出るものもあれば、出ないものもあるようです。
また「火災保険」の名前をやめて、
「住まいの保険」なんて「火」のイメージを払拭すべく
名前が変わっていたりしますが、
内容は逆に、その中でどれに対する補償を付けるかになって
来ているのは否めないので、逆に錯覚をしそうです。


火災保険は「火」のイメージがあって、水害とかの補償のイメージが
つきにくく、給付請求で不払いのように取り扱われたり...
そんないきさつがあって、対応範囲が広くイメージ出来る
住まいの保険、になったのでしょうが、
契約時にどの補償を付けるのかしっかりしないと、
今度は全体的なイメージがあるのに、出るのは火事だけ!
なんてことで、またトラブルなんかも増えるんでしょうね。


まぁ、今回は出ないだろうと思いつつの行動だから、
お金がどうのと言う事はないけれど、
これで出ないのであれば逆に、家の建ってる位置は、
高いところにあるので、浸水は考えられない。
だから水害の部分の補償は外していいのかな?


なんて考え直す、見直す機会になるのではないかなぁ、と
思ているわけです。
鑑定士さんとの話は、とても勉強になりました。
感謝しています。


そして、全国で土砂で家や、物置などをつぶされてしまった
経験がある人は、実際こんな何だなぁ、なんて思ってもらえると、
個々人で加入している火災保険(住まいの保険)の
見直しの時に参考になるのではないでしょうか...


僕は、新しい武器を手に入れてしまった感じです。
なんと言っても、当事者ですから、崖崩れも損害保険の取り扱いも。


ツイッターで相談受け付けてもおもしろいかもしれない。
自動車保険同様に火災保険も、難しいから...
@CocoroFP まで .... なんてね。(笑