久しく自転車  

朝,こどもの日のイベントとして仕事前に、自転車に乗ってきた。
子供を乗せて,二人乗りで近くの公園まで。
距離にして片道3キロ。時間にして1時間。
「鯉のいる池のある公園に行きたい!」とは姫の声。
久しぶりに、二人乗りで僕は緊張しているのに、
彼女はとっても平気だ。歌なんて歌っている。


半年ぶりくらいかな、自転車の足を置く位置が随分と窮屈になっている。
随分と身長も伸びたから、この調整はしなくてはいけないな。
危ない乗せ方は出来ないし。
自転車は僕のMTB、彼女は腕の中にいる。
そう、後部の荷台ではないのだ。だから、しっかり前が見える。
だから,歌なんて歌って、坂道があると、はりきって
「パパぁ、もうもうひとがんばりだよ!」なんて、
登り始める前から言ってる。
これを「親の心、子知らず」と言うのかな?
で、公園に着けば、おもむろに自分のリュックから
ポップコーンを出して、鯉にやるのかと思えば、食べはじめた。
結局30分かけて、完食。僕には3つ、分けてくれた。
鯉もあまり見ないまま、帰路に着く。
そうか、ここまで彼女はポップコーンを食べに来たんだな。
ママがいないから、思い気入り食べられる、と思って。
3歳、ずいぶんちゃっかりしてきたものだ。