高校の同窓会 

ほぼ初めてに近い形で出席した。約25年が経っている。
そう豊橋東高校なのだけど、卒業後25年目に総会を担当する。
そんなこともあっての、今回らしい。
前回は半年前、そこで総会に向けた実行委員が選出された。


どうなんだろ、正直...
ボクにとって高校はあんまり印象がない。
楽しんだ、とか「青春だった!」とか。
あの頃は今思えば随分クールだったと思う。
先生は親に参観(保護者会?)で「星野君は達観してる」と言ったらしい。
と言うか、母親が「どういう意味だ?」と言うので、
調べたことがある。


そうなんだよね、だから昨日は『傍観者』になってた。
会の盛り上がりとか、食事とか、人の動きとか。
寂しい話だよね、本当は。
でも、なぜか、それが楽しかったのだ。
だから、とことん見た。そうするといろんなものが見える。
みんないい大人になってるし、役職、管理職、
もちろん会社を持ってる人もいるわけで、
それを意識しながら周りの会話を聞いてると、面白いんだよね。


これって、ファイナンシャル?プランナーと言う仕事柄?
いろんなケースに出会えるし、年齢的に40代前半、
子育ても、住宅ローンも、年金も、あるいは保険も
自然な話題ではある、そしてそこかしこで聞こえる。
「みんな悩んでるな」って。
同級生だから、ボクからは声をかけないけど、
気づいている人はまだまだ少ないのかな?
みんなが普通に幸せになってくれたらいいなぁ、って思う。
もし相談が来たなら、しっかり対応するんだろうけど、
なかなか同級生に資産を全部話すには勇気がいることかもしれない。
自分に置き換えたら、やっぱり二つ返事で「お願いします!」とは、
言えないと思うから。


いつか、それでも「相談に乗ってもらえない?」って言われるように、
日々精進しておかないとね、そう思った。
高校時代、決して嫌いではないんだ。