ちゃんこ鍋 

記憶にないのだ、ちゃんこ屋さんへ出かけて食べたこと。
それぐらいの印象です。
せっかく両国にいるので、おのぼりさんは出かけるのです。


ホテルのフロントでおすすめのちゃんこ屋さんを聞きました。
そこでは「この辺りでは3本指に入る」と。
で、向かったわけです。ホテルの反対側の、その店に。


店では奥に入って行くように案内されました。
で、結局抜けきり、裏口、非常階段の通路エレベーターで
3階(4階か?)まで上がって行きました。
そこでは中国人のような女性が待っています。
靴を脱ぐように言われ靴箱にしまいます。
途中渡り板が途切れるような所も、通されます。
同行の女性が「掘りごたつは?」と言ってもほぼ聞く耳持たず。
畳の上に座るよう案内されるのです。


で、そのフロアーはガラガラでした。
平日の8時過ぎで使用テーブルは5つぐらい、
なのに、そのフロアーの従業員は10人を超えます。
ずっと立ったまま畳でしゃがんでいる僕らを
何かの会話をし続けたまま見ています。
そして9時を超えると女性の姿は消えていました。
次の仕事に言ったのかな?
10時、閉店。帰ることを促されます。
清算を済ませ。席を立つと「ありがとうごいました」。
その一言。下駄箱までの見送りもありません。
靴を履き、エレベーターのボタンを押し、階下へ。
店を出ようとして元の道順を辿ろうとすると、
今度は店に入る扉が施錠されています。
結局、裏口の扉から戸外に出たのです。
迷いながら。案内ひとつなかったから...


言いたいことは「こんなことでいいのか?」です。
ちゃんこを食べるのだから、ある種イメージがありました。
もちろん外食をするのでサービスも期待してます。
でもあれでは。
なんであんなことが出来るのでしょう?
不思議です。
そして、そんな店を平気で案内出来てしまう
ホテルフロントも不思議です。
彼らは何を持って「3本指」だと言ったのでしょう。
ホテルも、そのレベルと言うことなんでしょうね。
あの店に行ったこと、あるのかな?