HAWAII 

生まれて初めてのハワイは、招待でした。
そして思いは、ご飯は合いませんでした。
でもワイキキのホテル、マリオットに来てからは、
食事がおいしく食べられました。
日本食が食べたくて入った、色紙いっぱいのラーメン屋では、
思いきりカウンターで自分で味を変えて食べる、
顰蹙と大胆さを見せることになりましたが...
そうしないと食べられなかったので仕方ありません。



誰もがハワイに夢を抱き、憧れ、訪れます。
と、思っているのですが、
僕は「どこがいいのか?」悩んでます。
なぜそこまでに思うのか?


それは仕事で来たせいもあるのかもしれません。
行動を自分でどこか自粛していることも
あったのかもしれません。
でも、楽しくない町ではありません。
ワイキキがいいのか、田舎町が良いのか?
好みは、絶対田舎ですが、
そこに滞在しなかったこともあるのかもしれません。
自分で来たのなら、もう少し違う答えが見つかるのかな。


ただ思うのです。
短パン・アロハシャツの世界は「強いかも」と。
それで過ごせてしまうこと、
老若男女、偉い人も一般生活者も同じレベルで
街を歩けてしまうのです。
ブランド服で、見栄を張る必要も、
無理して背伸びした生活も必要がないのです。
それは見かけで人を判断しないということ。
逆にいえば、内面がより強調される、ということ。


見かけで判断出来ない時、より慎重に人を見ます。
自分自身も見られる立場であることを意識すると、
より日ごろの行動が自制する方向に働くのでは?


変な話ですが、人は死んでしまえば皆同じ形です。
外見を着飾ったものは残りません。
それと同じ環境を実はハワイは生きている間に
出来ているのかもしれません。
もちろん、そんな大げさな考えで、
暮らしている人は、そんなにいないでしょうが、
哲学するには、意外とよい環境かもしれません。


思うところ、ハワイで永住はないのかな、と思います。
ある町では日本の過疎地のように、
老人ばかりになって、活気がなくなって、
売り屋が多くあるそうです。
憧れは、永住ではないのではないかな、と。
以前は将来はハワイでのんびりと、
なんて思ってましたが、それは誰かの考えをひきづって
自分で考えることをやめてしまったのかも、
しれないなぁ、と今は感じています。


だからタイムシェア的な過ごし方になるのかも。
今回もヒルトンでのそんな話を聞きました。
おそらくもっともっと増えるでしょう。
その時、僕はどう考えるのでしょう?
ただ確実なことは、できれば最期は日本に居たい。


仕事、と割り切っての参加。
だからこそ考えることが、いろいろあって、
遊びではないことが、僕の中で新しい発見と気付きを
もたらしたのかもしれません。
短い期間だったから、あっという間。
でもだからこそ、すぐ仕事に戻れそうです。