１枚図解に憧れて - 影ふみワルツ

本当は一昨日読み終わっていたんだけど、
昨日、マインドマップにまとめたので、
その勢いで、ブログにも記録を残します。

今回読んだのは、池田千恵さんの本。
『夢が現実化する「１枚図解」』、これです！

書評は、相変わらず、アルファーブロガーさんたちの
ブログを読んでもらうとして、僕は、僕の感想文を、
また、書いておこうと思います。
といっても、僕の覚えでしかないのですが...

気になったキーワードは２つ。
・勘違い夢語り
・４色ToDoマトリクス

もちろん「PPTの法則」は言わずもがな、です。
本文は、その法則を元に進行しているのでうから、
それに触れなくては話になりません。

これは夢を実現するために３段階にわけ、
小さな目標からクリアする事を、
順序立てて組み立てる、
あるいは計画を導き出して、実行に移す、
そんな法則になっています。

今回、僕にとっては「夢を実現化する」よりも
同じ講座、講演をする者として、
１枚での図解で、相手に的確に伝える、
その方法に関して、興味があったので
この本を手にした、と言う目的がありました。

で、結局「１枚ではない」というのが結論のような....

１枚にわかりやすく集約したものをいくつか集めて、
自分の夢の実現化を試みるというのがこの本です。

同様に、相手にプレゼンする時にも、
たった１枚で、というのではなく、
１枚の中にも起承転結といいますか、
展開を加える。

それが何枚か続く事によって、
まるで章立てで物語を読んでいるかのように、
伝わってくる実感を得る、そんな話に、
還元出来るのだと、僕は読み取りました。

しかし、目標と違うから本の選択に失敗、
と言うのではなく、期待を超えたものを得られたのです。

で、上記にあげた２つです。

実は、この「勘違い夢語り」はご多分に漏れず、
僕もしていました、いや、今もしているのかもしれません。
これ、自分ではなかなか気づかない事なんだと思います。
だから、この夢に向かうバイタリティーが空回りする。

僕は「空回りトルネード」と呼んでますが、
いつまでも空回りして、訳が分からなくなる。

自分は、その中心で語っているので、
台風の目同様、ぶれないし、被害もないのです。
ただ理解してもらえない事だけが、不思議で
その空回り加減が自分で意識出来ないから、
何がおかしいのだろう？と他人に向けて批判的になる。
周りは振り回されて結構、端迷惑。

迷惑をかけられているのに協力する気には
なかなかなれるものではありません。

これ、何気に語られてますが、凄く重要。

ただね、この本の言うところでは、それを図式化する事によって、
そうならない自分をつくる方法が書いてあるわけで、
なんかきっかけとして、
夢を語ってるのに、誰も味方してくれない、
応援してくれない、そんな人には読んで欲しいなぁ、って
自分を反省しつつも思ったりした。

２つめの４色ToDoマトリクスに関しては、
『７つの習慣』で言うところの、

あるいは勝間和代さんの言うところの時間投資のマトリクス、

でも結局は同じことを言ってるんだけど、
この４つの領域の名付け方が絶妙で、今までで１番
腹に落ちた感じ、で印象に残ったんです。

特に僕のツボなのは「重要で緊急」に当たるところを
「食いぶち」と言い切ったところ。（笑

潔いのです、そして何よりしっくりくる。
正しく仕事の事なんだよなぁ、って感心して思う。
その他にも「種まき」「日課」「思いつき」と
この発想の仕方は僕には出来ないなぁ...
だから気づかせていただいた著者さんに感謝なのです。

いくつかのテンプレートがあります。
僕はシステム手帳にコピーを取り、
書き込み、持ち歩くことにしました。

おそらく、今までよりも、もっと深いところで、
自分の夢につながって行くのだと思います。
そして、仕事でも、このテンプレートを
利用させていただこうと思っています。

ライフプランを「見える化」するために。

FPのヒアリングシートだけでは、ワクワク感がありませんから、
ワクワク出来るヒアリングシートを作ってみようと思います。

前回の美崎栄一郎さんのときもそうでしたが、
もう１冊ある４時起きの本も読んでみたくなりました。
いつか機会あった、読んでみようと思います。