モレスキン裏写り実験

最近どっぷりの、モレスキン愛用家。
愛好家でもあるんだろうが、ここまで、
一気に加速するとは実は思ってなかったわけで、
自分でもビックリ。


で、いろいろ本当は書きたいことがあるのだけど、
今日はツイッターでつぶやいたこともあり、
先にモレスキンの裏写りについて記録的に。


万年筆に重点をおいた文具店に、出向きました。
先日立ち寄った時に、インクの試し書きが出来ることを
知っていたのですが、こと、そこにある紙では、
実際にモレスキンんかいた時に、差が出る。
当然です、書かれる紙が違うのですから...


で、いつも使ってるモレスキンを片手に、
店に入っていきました。
その店でもモレスキンを通常にように販売しています。
現在は入口正面という一等地にあるのですが、
どうも僕のような客はいなかったようで、
実はかなりビックリしていたようです。


実験は色の好みもあって、試したいと思っていた
PILOTの色彩雫ーiroshizuku。
時間30分以上、お店に滞在して、
すべてモレスキンに書き込んでみました。




和名、というのが元々心ひかれたのですが、
書いて納得、いい感じの色です。
そして僕が求めているものに近い色が、数色あります。


で、ここからが大切。
ノートをモレスキンに統一しようとしているので、
そのモノにあったものでなくてはいけません。
確かに書き色はいいのですが、実は裏写りが気にかかります。



こんな感じです。
ツイッターで #moleskineJP を見ていると思うのですが、
今回はそこでこれまで書かれていたことの
クオリティーの高さを実証するものでした。


1)青系は意外に透けない
発色のいい明るい青も、あまり透けません。
これには正直びっくり。
万年筆を使ってモレスキンを書いている人は
多いと思いますが、この青、白くない紙だから、
書いた時に目に厳しくないのです。


僕のおススメは「紺碧」より青が柔らかく感じます。
逆に通常黒に近い色を使っており、
マーキング的に使うのであれば「紫陽花」もいいかな、と。


2)赤系は雰囲気作りに最適かも


「冬柿」は赤のイメージが強いもので、
裏写りもそれなりにしました、でも、後の色は、
またなかなか、透けていない。
「紅葉」「躑躅」などは、普段使いでも十分な感じです。


個人的な好みは、この「山葡萄」でした。


3)LAMY Safari EF は強力!


色の話ではないのですが、今回の試し書きはすべて
鉄ペン先、細字(F)で書いています。
あいにく、その試し書き用の万年筆は非売品で
「同等ものの販売はない」との店員さんの話があり、
万年筆による違いを知りたく、いくつかを試しましたが、
結果、LAMY Safari EF が自分にはぴったり、と判明。


裏写りが、本当に少ない。
極細字なので、インクの量の関係もあると思います。
逆に金ペンなどで柔らかくなると、
それだけでインクを多く含んでしまうようで、
モレスキンにペン先を置いただけで、
かなり紙にインクが写っていってしまいます。
なので金ペンの EF でも、鉄ペンとは大きな違いが...


PILOTの万年筆での確認でしたが、
他のメーカーでも大きな差は、この場合ないのかもしれません。
ツイッター内で LAMY Safari はよく登場しますが、
そう言う理由が根底にあるのだと気づきました。


と言うわけで、とりあえず、結論は、
LAMY Safari EF を何本か用意して、
色をいくつか揃えたいかな、と。
同時に数色使いたいことが、理由です。
で、鉄ペンなのでガシガシ使う。
そして、価格も安いので、本体の色違いで集めれば、
色鉛筆的にわかりやすいのかな、と思うのです。